当社は40年以上にわたって、液晶ディスプレイやストレージ、ネットワーク製品など、いわゆるPC周辺機器と言われる分野の製品を開発してきたファブレスメーカーです。
PC周辺機器業界は技術の進化も早く、トレンドの変化も少なくありません。そんな中、ながらく現会長の細野の発想力とモノづくりや事業へのこだわりが、当社の成長を実現してきたと考えています。一方で、時代の変化は容赦がありません。世の中の変化に合わせて当社も、これまでの良いところを残しつつ、少しずつ変わっていかなければならない。
創業経営者の想いを大切に、一人ひとりの社員が考え方を変え、日々の仕事の仕方を根底から変えていかないといけない。言葉にするのは簡単ですが、これは本当に難しいことですよね・・・・。
経営戦略を策定、浸透していく立場にありますが、単に戦略を整え伝えるだけでは会社は変わってはいかない。働く一人ひとりへ関わっていくことでしか変化は生まれない。
そういう部分で、人や組織へ効果的な関わり方を考えていく中で、定量的に社員のことが分かるツールが必要であると考えていました。
たくさんのツールが世の中にあって、一体なにがどう違うのか良く分からない部分も多かったです。何より正直システムの導入に関しては疑問もありました。本当に役に立つのか、と。
エンゲージメント等の特定の指標で定量的に社員や組織の状況が分かるとか、その指標を同業他社と比べることが出来るシステムもありました。そのような指標化にも意味があると思いますが、当社が求めていたのは、「どうすれば組織が改善するのか」についての打ち手を知りたい、ということでした。その観点でシステムをみていくと、圧倒的にTSUISEEが当社に合っているなと思いました。
まずは新入・若手社員の成長・適応診断を実施しています。順調に成長しているのか、組織に適応し、彼・彼女たちが持っている素晴らしい部分を発揮できているのか、を明らかにし、必要な施策に繋げていきたいと思っています。
会社を変えていくには、若手人材の感性がとても大切だと考えていますが、新入社員や若手社員の考え方や価値観は、私たち上の世代とは異なる部分もあります。上司や会社の関わり方が最適なものである保障はなく、油断すると独りよがりなものにもなってしまう。TSUISEEで一人ひとりの成長や適応度合いを把握し、必要なフォローをしていく予定です。
沢山の観点から新入社員・若手社員の実態が分かって、非常にリッチな情報だなという印象です。また、解析結果も深いというか、解析の視点もなるほどというものになっていて、感心しましたね。打ち手を考える側の私のような人間にとっては、「こうすれば変えていけるかも」という期待を十分に持てるもので、解析結果を見た時には、高揚感がありました。
データが経営にとって大切なことは昔から変わりませんが、人や組織に関してデータを活用し、必要な施策を打っていくという流れは、まだまだ世の中的にも始まったばかりだと思います。当社もまさにその最初の一歩目の段階です。
TSUISEEを導入して、人や組織の実際を可視化するだけでなく、データから考え、本当に価値のある施策を展開するという一連の流れが加速してきたことは、経営にとって非常に意味が大きいですね。
TSUISEEは多様な介入行為の効果を測定できるツールですが、多様な人事施策の効果を測定し、本当に価値のある施策へとブラッシュアップする流れは、口で言うのは簡単ですが、これまでずっと出来ていなかった。それが出来つつあり、私自身もワクワクしています。
私としては、まずはTSUISEEのさまざまなサーベイを使っていきたいですね。人事が行っている多くの打ち手の精度や効果を把握する必要があると考えています。研修ひとつとっても、本当に効果があるのかブラックボックスのまま、続けているものもあります。そういったものは、TSUISEEで研修効果を測定して、必要な見直しやブラッシュアップをしていきたいですね。
私は、TSUISEEを使う中で、経営や人事部門がデータを読む力と、それを施策に落とし込む力を養うことが出来ると考えています。解析結果をみて解釈が難しいものに直面するときもありますが、それは人や組織の問題が複雑である証拠だと思います。データに経営や人事部門が向き合っていくツールである、というのがTSUISEEなんだろう、と。
そういう意味で、単なるHRTechのシステムというだけでなく、HR領域でのデータリテラシー向上を促すツールとして、私たちをサポートし続けてもらいたいですね。
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